調査実施状況について

『大阪湾再生水質一斉調査』とは、国、自治体、研究機関、企業などが連携し、最も水質が悪化する夏季において、統一された測定時期や測定方法によって水質を一斉に調査する取り組みです。
この水質一斉調査は全国に先駆けて平成16年度に第1回目の調査を開始し、毎年8月に継続して実施しています。
これまでの実施状況は以下のとおりです。

大阪湾水質一斉調査の実施状況
調査年度 主な調査日 海域 陸域
地点 機関 地点 機関
平成16年 8月2日 160 12 250 18
平成17年 8月2日 206 20 242 17
平成18年 8月2日 217 22 266 17
平成19年 8月7日 208 24 253 17
平成20年 8月5日 194 28 246 16
平成21年 8月5日 214 31 262 16
平成22年 8月3日 204 28 266 16
平成23年 8月5日 199 28 296 16
平成24年 8月8日 198 29 298 16
平成25年 8月1日 200 30 305 16
平成26年 8月5日 196 30 320 17
平成27年 8月6日 205 32 344 17
平成28年 8月9日 207 32 346 18
平成29年 8月1日 204 31 346 17
平成30年 8月6日 192 31 354 18
令和元年 8月7日 188 29 347 17
令和2年 8月11日 194 29 348 17
令和3年 8月3日 187 29 355 17
令和4年 8月3日 189 27 372 17
注)平成26年度は8月5日を中心に調査を実施していますが、8月5日を中心に調査を実施した前半と、8月9~10日に通過した台風の影響を受けたと考えられる後半(8月13日を中心に実施)に分けて結果を示しています。
地点図
調査実施状況について

大阪湾再生行動計画」では「魚庭(なにわ)の海」の復活を目標に掲げており、目標の達成状況を、生物の棲みやすさ、水のきれいさといった観点で評価しています。
生物の棲みやすさは底層のDOを指標としており、水のきれいさは表層のCODを指標としています。
また、市民へのわかりやすい指標として平成21年度から透明度が調査されています。
表層の水温及び表層の塩分は、調査実施時の気象や海象の状況を把握するために調査しています。

調査実施前の気象状況を見る 項目別の分布図・経年変化図を見る
各年度の詳しい調査結果については、以下のサイトをご覧ください。
『「大阪湾再生推進会議」水質一斉調査』(近畿地方整備局企画部ホームページ)

調査状況(「Dr.海洋」)

調査状況(「Dr.海洋」)

調査状況(多項目水質計)

調査状況(多項目水質計)

分析状況

分析状況