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大阪湾の環境改善に向けて

 
護岸藻場(関西国際空港)に集まる魚介類

出典: 「関西国際空港 環境保全のあゆみ」(関西国際空港株式会社 関西国際空港用地造成株式会社、平成11年11月)
   大阪湾で生じている「水質汚濁の慢性化」「生物多様性の低下」「親水性の低下」「浮遊・漂着・海底ごみの多さ」といった問題を改善するためには、効果的な施策を講ずる必要がある。このため海域環境を改善するための技術を導入した環境改善施策が大阪湾において実施されつつあり、一定の成果がみられている。
 今後も引き続き、大阪湾の再生に向けて、多様な主体の連携によって海域環境改善のための取り組みを積極的に実施していくことが重要である。
 「大阪湾再生行動計画(第1回改訂版)」(平成20年11月、大阪湾再生推進会議)においては、大阪湾の水環境の現状を踏まえ、
○大阪湾再生に向けての湾全体の目標の設定
○湾奥部を中心とした重点エリア・アピールポイント等の設定
○目標達成のための陸域負荷削減施策、
海域における環境改善 対策及びモニタリング(監視)の実施
などの関連施策及びその計画的な推進について明示されている。
 
 「大阪湾再生行動計画」においては、海域環境の大きな問題点を「水質汚濁の慢性化」「生物多様性の低下」「親水性の低下」「浮遊・漂着・海底ごみの多さ」の4つとしている。このほか、近年の産業構造の変革の影響による臨海部の低・未利用地の発生、廃棄物最終処分場の不足などの問題もある。
 
大阪湾再生推進会議のページ(別サイト)

 


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