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環境問題の発生 「ごみの多さ」

 
 大阪湾においては、海上に浮遊するごみ、海岸・海底のごみなど、人間活動等により生ずるごみの多さも問題となっている。
 地方公共団体の港湾管理者と国土交通省による浮遊ごみの回収結果によると、浮遊ごみの回収量は湾北西部で多く、ごみの種類を見ると木竹片が最も多く、次いで石油製品となっている。
 一方、河川・海岸においても投棄ごみや自然発生のごみが漂着している。大阪湾では昭和59年から「大阪湾クリーン作戦」、また平成5年から「リフレッシュ瀬戸内」といった市民参加型の清掃活動が行われている。
 海底に堆積したビニール類、空き缶、木材片などのごみや大型ごみも底曳き網漁に混じって回収されている。
 
浮遊ごみを回収する海洋環境整備船
 
 このほか、近年の廃棄物最終処分場の確保などの問題もある。
 
『廃棄物最終処分場の確保』
 日々の生活や様々な産業活動から排出される膨大な量の廃棄物は、発生抑制、再生利用、中間処理による減量化を実施するとともに、適切な最終処分を実施しなければならない。
 しかし、近畿圏の内陸部は高密度に土地利用が進んでいるため、大阪湾の埋立により、近畿圏から発生する廃棄物の最終処分を行っているが、新たな処分場の確保が課題となっている。
 
出典: 大阪湾広域臨海環境整備センターホームページ
 

 


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