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「大阪湾環境図説」(国土交通省近畿地方整備局、平成15年2月)に掲載のランドサット撮影写真(平成13年10月15日現在)より作成 |
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大阪湾は、瀬戸内海の東端に位置する、周囲を陸に囲まれた閉鎖性海域である。その範囲は、「大阪湾再生行動計画」(大阪湾再生推進会議)によると、「和歌山県和歌山市田倉崎と兵庫県淡路島生石鼻(を結ぶ線(紀淡(海峡)、同島松帆崎(と兵庫県明石市朝霧川河口左岸を結ぶ線(明石海峡)及び陸岸により囲まれた海域を指すこととする。」とされている。
湾奥部の工業地域、貿易港は近畿圏の産業経済を支える一方、ベイエリアはレジャーの場としても多く利用されている。一方、淡路島周辺や湾口部には豊かな自然が多く残され、優れた漁場ともなっている。
大阪湾周辺地域の人々は、大阪湾を古くから産業・貿易、漁業、自然との触れ合いの場として利用し、大阪湾から計り知れない恩恵を受けてきた。 |